ペンタトニックスケール入門 - ギター初心者が最初に覚えるべきスケール
2025-01-15
ペンタトニックスケールとは?
ペンタトニックスケール(Pentatonic Scale)は、名前の通り5つの音で構成されるスケールです。「ペンタ」はギリシャ語で「5」を意味し、通常の7音スケールから2音を省略したシンプルな構造が特徴です。
このシンプルさこそが、ペンタトニックスケールが初心者におすすめされる理由です。音の数が少ないため覚えやすく、しかも「外れにくい」という大きなメリットがあります。
2種類のペンタトニックスケール
メジャーペンタトニック
メジャーペンタトニックは、メジャースケールから4度と7度を省略したスケールです。明るく開放的なサウンドが特徴で、カントリーやポップスでよく使われます。
A メジャーペンタトニック: A - B - C# - E - F#
1 - 2 - 3 - 5 - 6
マイナーペンタトニック
マイナーペンタトニックは、ナチュラルマイナースケールから2度と6度を省略したスケールです。ロック、ブルース、メタルなど幅広いジャンルで使用される、最も汎用性の高いスケールと言えます。
A マイナーペンタトニック: A - C - D - E - G
1 - ♭3 - 4 - 5 - ♭7
なぜペンタトニックが初心者におすすめなのか
1. 覚えやすい
5音しかないため、指板上のポジションパターンがシンプルです。多くのギタリストは「ボックスポジション」と呼ばれる5つの基本パターンを覚えることで、指板全体でペンタトニックを弾けるようになります。
2. 外れにくい
ペンタトニックで省略されている4度と7度は、コードトーンとぶつかりやすい「アボイドノート」になりがちな音です。これらを省略することで、どの音を弾いても比較的安全にサウンドし、初心者でもアドリブに挑戦しやすくなります。
3. 汎用性が高い
ロック、ブルース、ポップス、ファンク、メタルなど、ほぼすべてのポピュラー音楽で活用できます。一度マスターすれば、様々なジャンルの楽曲で応用が利きます。
練習のポイント
- まずは1つのポジション(第1ポジションがおすすめ)を完璧に覚える
- メトロノームを使って、ゆっくり正確に弾く練習をする
- バッキングトラックに合わせてアドリブを試す
- 好きなギタリストのフレーズをコピーして、使い方を学ぶ
- 慣れてきたら、5つのポジションすべてを繋げる練習をする
まとめ
ペンタトニックスケールは、シンプルながら非常にパワフルなツールです。多くのプロギタリストも、ペンタトニックを基盤としてフレーズを構築しています。まずはこのスケールをしっかりマスターし、そこから徐々に他のスケールへと知識を広げていきましょう。